低い重心と、下に向かった広がるハの字のシルエットが重量感と安定感を演出してくれます
白黒だけだと流石に単調なので
巨大兵器からもぎ取ったという設定でオリジナルの追加装甲を赤で置いています
多分TYPE-Dの胴体下あたりのパーツかなーと
硝煙の立ちこめる戦場の雰囲気を重視して
ウェザリングなどはせずに、明るめの基本塗装+シャドウ吹きのみで仕上げました
白と黒の基本色は3色とも
ガイアExホワイト+アンティークシルバー+グラファイトブラックのの混合比調整です
この3色の混色はかなり良いですね
グラファイトブラックは1年前のトレフェスで買った物で
黒鉛を含有しており、炭素っぽい特有の輝きがあるのですが
単色だと暗すぎてよく分からず、使えないなーと思っていたのですが
銀系の色で輝度を上げ、白で若干柔らかくしてやると光沢が目立つようになります
乾燥後に研磨すると鉛筆の芯のような鈍い輝きの黒になります
かなり気に入ったので、今後の基本色の一つしにて行こうと思います
アンティークシルバーは現在、リアルアイアンシルバーという名前で販売されています
錆びる塗料と書いてありますが、僕が試してみた時は錆びませんでした
シャドウ吹きはセミグロスクリアで10倍に希釈した黒です
基本色の白は、本来かなり明るめだったのですが
見る影もないほどに思いっきり影吹きしました
とにかく下に向かって影を強くし、セルフシャドウを意識して重量感を出そうとしました
大きい物の影についてはもう少し研究しないとだめですね
あんまり重そうに見えない
撮影時のライティングと絞り調整で誤魔化しています
地味に予備の脚部パーツを足に貼り付けています
これは実際の戦車が、予備の履帯を装甲表面に貼り付けていることから
ACも部隊レベルで運用したら同じような発想に行き着くのではないかという事です
改造砂砲ですが、これは砂砲が某ブローニングにしか見えなかったので、M2に改造しました
砲身から先を一から作り直し、アモベルト付きのマガジンボックスも配置
どこからどう見てもAC用のM2重機関銃になりました
重量感の再現は難しいですね
この10㎝足らずのプラスチックが、一体どうすれば数百トンの鉄の塊に見えるのか
スケールモデルの永遠のテーマだと思いますが・・・
ベースは画材屋で買った普通の木製ベースに水性ニスで塗装
マスキングをして、石膏で立体感を出し
ターナーのグレインペイントで砂地っぽくテクスチャ表現
タミヤの情景ペイントよりも粒子が細かいので、スケールに合う気がします
タミヤのやつは多分1/35用に作られた物
戦車用バリケードはタミヤの1/48レンガ、土嚢、バリケードセットです
架空兵器のためか、スケールが違ってもあんまり違和感ありません